集団遺伝学 第4回
復習
第1回〜第3回の講義の復習です。
答はすべて講義録のどこかに書いてあります。
抜き書きして、知識の整理をしてみて下さい。
トライ&チェック 1
1.1 次の主張で正しいと考えられるのはどれか。
a. 生物のことは実験だけやればそれでよい。
b. 数量的なデータを集めるのが集団遺伝学である。
c. 統計学的な考え方は遺伝学でも重要である。
1.2 集団遺伝学では遺伝子 gene, 対立遺伝子allele, 座位 locus の用はことわりない限り、同義的に用いる。
これらの用語は遺伝子研究の3面を代表しているが、その3つの研究方法とその考え方について簡単に説明しなさい。
1.3 ダーウィンが「種の起原」で主張した生物の進化で重要なものはなにか。
1.4 メンデルは雑種交雑実験から、因子の分離の法則を推論した。
この法則の意義について説明せよ。
1.5 遺伝子プールとはなにか。
具体的な例を挙げて説明せよ。
また、遺伝子プールの特徴とはなにか。
1.6 メンデル集団とはなにか。
具体的な例を挙げて説明せよ。
1.7 複対立遺伝子 multiple allele が集団レベルの概念であることを、ABO血液型を例として説明せよ。
1.8 どのような状況から無限アレルモデルが考案されたのか、できれば具体的な例を用いて説明せよ。
1.9 世代の交代で、遺伝子プールの構成に変化をもたらす要因にどういうものがあるか。
それぞれの要因についてもどう言うものかを説明せよ。
1.10 ヒト遺伝子の総数はどのくらいか。
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