これはデイヴィッド・クーパーとロバート・ランザが書いた「Xeno」の和訳で、9月末に岩波書店から発売されました。クーパーと私はノバルティス社の異種移植安全諮問委員会で3年間ほど一緒だった関係で、翻訳を引き受けた次第です。
たまたま、9月末から10月初めまでシカゴでクーパーが会長として国際異種移植学会が開かれ、私もそれに出席しましたので、それに間に合わせて出版していただき、彼に手渡してきました。
私の書いた「異種移植」が客観的であったのに対して、クーパーは心臓外科医としての経験をもとに彼の主観を強く押し出しており、迫力ある内容になっています。
「訳者あとがき」の部分を出版社の了解を得て転載します。
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